
疲れた時はレッドブルで翼をさずかる!
でもエナジードリンクって体に悪いのかな?
上記のようの考えている人も多いかと思います。本記事では管理栄養士の筆者がレッドブルは体に悪いのか、太るのかを栄養やカロリーを確認し解説します。
①レッドブルは体に悪い?太る? 結論
レッドブルは糖質やカフェイン、0カロリー商品は人工甘味料の過多が起こりやすく摂りすぎは体に悪い事がわかりました。
毎日継続して飲む事はオススメではありませんが、本記事では眠気を感じにくくなる生活のポイントを管理栄養士の筆者がお伝えします!
②レッドブルが体に悪いと言われる理由3点
糖質が多い
一番ポピュラーなレッドブル、この商品に含まれる糖質は20グラムです。
この量は3gのスティックシュガー約7本分に当てはまります。
白米等食品に含まれる糖質と違い、飲料に含まれるお砂糖は単純な構造の為、吸収が早く血糖値を急上昇させる事が考えられます。
血糖値の急上昇は血管への負担がかかるだけでなく、血糖値を下げるホルモンを出す膵臓にも大きな負担を与えるリスク、また高血糖による体重増加に繋がるリスクがあります。



血管や膵臓に負担がかかってしまうんだね。
カフェインが多い
レッドブルに含まれるカフェインは1本当たり80mgであることが考えられます。
こちらの量はコーヒー約1杯分に当てはまります。
厚生労働省のホームページではカフェインの摂取量について、
カフェインを一生涯摂取し続けたとしても、健康に悪影響が生じないと推定される一日当たりの摂取許容量(ADI:Acceptable Daily Intake)については、個人差が大きいことなどから、日本においても、国際的にも設定されていません。
と記されている一方、
カフェインを過剰に摂取した場合には、中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらすことがあります。
と記載がありました。
その為健康な成人では1日あたり400mg、妊婦は300mgが接種の目安となっています。



やっぱり摂りすぎはあまり良くないんだね。
人工甘味料によるリスク



糖質が多いなら、カロリー0の商品なら大丈夫なのかな?
レッドブルのシュガーフリー商品は水色の缶の商品が挙げられますが、上記のように思っている方も多いと思います。
結論から言いますと、カロリー0の人工甘味料は、長期的に継続して摂ることで腸内環境を悪化させたり、2型糖尿病を発生させやすくなるリスクが考えられます。
免疫細胞の7割が腸管に集まっていますので、免疫低下のリスクも併せて考えられます。
③レッドブルは太るのか?カロリーを比較
レッドブル 47kcal
シュガーフリー 0kcal
④その眠気、水分不足かも?
レッドブルはエネルギー源となる糖質、糖代謝を促進するビタミンB群、眠気覚まし効果のあるカフェイン、アルギニンを配合し、
飲む事で一気に体のエンジンをふかすような作用がある事が考えられます。
もちろん眠気がある時に飲むことは効果的ではありますが、管理栄養士の私が普段栄養指導を行っていると、そもそも眠気を感じやすい人は水分が不足している人が多いと感じています。水分が不足すると脳への血液循環が滞り、酸素や栄養が供給されづらく眠気を感じやすくなります。
そのような人に「少量のコーヒーと水分をしっかり摂り、軽く身体を動かしてみてください」とアドバイスをすると
「眠気が改善された!」
「偏頭痛が無くなった!」
と。体調の改善を感じて頂くことができました。モンスターは糖質が多い飲み物で血糖値スパイクが起きやすく、血管にダメージを与える事が考えられますので、普段の眠気は上記のように少し生活習慣を変えてみる事もオススメですよ。
⑤レッドブルは体に悪い?太る? まとめ
本記事ではレッドブルが体に悪いのか、また太るのかを解説しました。
レッドブルは糖質やカフェイン、0カロリー商品は人工甘味料の過多が起こりやすく摂りすぎは体に悪い事がわかりました。
毎日継続して飲む事はオススメではありませんが、眠気を感じにくくする生活の工夫を取り入れながら、ここぞという時に飲む事が良いと私は思います。
本記事がご参考になれば幸いです。
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