
オイコスってタンパク質が摂れるし
健康を意識してる人が食べてるイメージ!
ダイエット中に食べるデメリットってあるのかな?
上記のように考えている方も多いかと思います。本記事ではオイコスをダイエット中に食べるデメリットを管理栄養士の筆者が解説します。
①オイコスのデメリットは? 結論
オイコスをダイエット中に食べるとタンパク質補給目的としてはコスパが悪い事や、摂りすぎは身体に負担がかかる事、味や食感に好き嫌いが別れやすい事がわかりましたが、
手軽に不足しやすい栄養が摂れる事や、また過剰になりやすい栄養が少ない事、低GI食品で高血糖による体重増加が起こりにくくダイエット中にオススメの食品である事がわかりました!以下の記事で詳しく解説します。
②オイコスのデメリットは? カロリーや栄養
オイコスのカロリーや栄養は以下の通りです。
栄養成分表示
1カップ(123g)あたり
• エネルギー:95kcal
• 脂質:0g
• 食塩相当量:0.1g
• たんぱく質:11.0g
• 炭水化物:12.4g
• カルシウム:129mg
③オイコスのデメリットは? 3点解説
コスパが悪い
オイコス1つに含まれるタンパク質は10gです。スーパーでは200円くらいで販売されている事が多いです。
タンパク質が多い食品は以下のような食品が挙げられますが、オイコスよりも安く購入できる事がわかります。
卵1つ(タンパク質約12g) 約30円
納豆1パック(タンパク質約7〜8g) 約50円
サバ缶200g(タンパク質約20g) 約200円
鶏胸肉1枚(タンパク質約60g) 約300円
タンパク質を摂る目的で購入すると、ややコスパが悪い事が考えられます。
タンパク質は日本人が不足しやすい不飽和脂肪酸を多く含む魚や大豆も積極的に食べる事が、健康のポイントです!
肝臓や腎臓に負担がかかる
タンパク質の1日の目標量は厚生労働省の食事摂取基準を参考にした場合健康な普通レベルの活動量の30〜40代男性は88〜135g、女性は67〜103gを目標量としています。
つまり1食で30〜50gのタンパク質量が必要ですが、鶏胸肉や卵等タンパク質が多い食品にオイコスをプラスすると過剰になりやすい事が考えられます。
摂取したタンパク質のうち、体内で合成や分解されず余ったタンパク質は窒素となります。
不要な窒素はアンモニアに変わり、肝臓で尿素に変換された後、腎臓で尿として体外に排出されますが、タンパク質を過剰に摂取してしまうと、いつも以上に窒素を尿に変換しなければなりません。
肝臓は上記の働き以外にも体内の栄養代謝や解毒に関わる臓器、腎臓は水分、血圧コントロール、ホルモン生成や骨代謝に関わる臓器の為、タンパク質の代謝で負担をかける事は、体内の代謝のバランスを崩してしまうリスクがある事が考えられます。
食感が硬めで好き嫌いが分かれる
オイコスは普通のヨーグルトと違いやや硬め、クリームチーズのような食感です。
濃厚で美味しい!というコメントが多い一方、硬くて飲み込みづらいという感想もあるようです。



まずはまとめ買いしずに一度食べてみる事がオススメです
④オイコスのデメリットは? メリットを3点解説
美味しく手軽にタンパク質が摂れる
オイコスのメリットは手軽にタンパク質が摂れる事です。調理いらずでそのまま食べる事ができるので、小腹が空いた時に手軽にタンパク質が美味しく食べられる事は嬉しいポイントです。
低糖質、低脂質、塩分0で余分な栄養をカット
タンパク質の食品、特にお肉や卵は動脈硬化に繋がる脂質が多く含まれていたり、味付けで塩分を使用する事が考えられます。
オイコスは糖質約10g、脂質は0g、塩分は0gと過剰になりやすい栄養の摂りすぎが起こりにくい事がわかります。
日本人が不足しやすいカルシウムが摂れる
オイコスにはプレーン味に129mgカルシウムが含まれています。日本人は国民健康・栄養調査によると男女とも約200mg/日カルシウム不足があると発表されていますので、オイコスを食べる事で不足しやすいカルシウムを補う事ができます。
美容でいうと骨の萎縮が起こり顔のたるみにも繋がりやすいので、ダイエット中にもしっかり摂る事が大切です!
⑤オイコスのデメリットは? オススメの食べ方
タンパク質が不足しやすい食事にプラスする
オイコスおすすめの食べ方の1つ目は朝食や昼食等のタンパク質が不足しやすいタイミングで食べる事がオススメです。
例えば朝食にトーストだけの人、お昼にパスタだけの人は糖質中心の食事でタンパク質が不足しやすい為、オイコスをプラスする事でタンパク質の不足がなくなる事が考えられます。
15時の間食として食べる
15時の間食として食べることもオススメです。
農林水産省と厚生労働省が共同で作成した食事バランスガイドでは1日の間食量は200kcalを推奨しています。オイコスは1つ95kcal(プレーン味)なので間食の適量範囲内である事、
また、糖質量は10g前後で血糖値の上昇が緩やかな低GI食品に該当しますので、15時の間食として食べる事で夕食までの血糖値の下がり過ぎをコントロールできる事がわかりました!
⑥オイコスダイエットのデメリット 結論
本記事ではオイコスをダイエット中に食べるデメリットを管理栄養士の筆者が解説しました。
タンパク質補給目的としてはコスパが悪い事や、摂りすぎは身体に負担がかかる事、味や食感に好き嫌いが別れやすい事がわかりましたが、
手軽に不足しやすい栄養が摂れる事や、また過剰になりやすい栄養が少ない事、低GI食品で高血糖による体重増加が起こりにくくダイエット中にオススメの食品である事がわかりました!
本記事がご参考になれば幸いです。
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